はじめまして。プロデューサーのAKANEです。


ここ「Aroma de Buenos Aires」は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで生まれたアルゼンチンタンゴとブエノスアイレスの街について、寄稿者それぞれの目線で語る、コラムサイトです。

「Aroma de Buenos Aires」という名前は、スペイン語で「ブエノスアイレスの香り」という意味があります。

この名前は、RIKAさんに考えていただきました。

以前「ブエノス(アイレス)に帰ってくると、コレっていう独特の匂いがあるねん。(関西人)」と言ったRIKAさんに「わたしもコレコレ!っていうブエノスの匂いがあるんです!」と共感したことがきっかけでした。

目には見えないけれど、確かにそこにあるこの「ブエノスの香り」をブエノスアイレスに住む私達から皆さんに届けたいね、という想いで名付けました。

わたしとタンゴ

わたしのアルゼンチンタンゴとの出会いは、映画「エビータ」でした。

エビータが逝去した悲しみを、アルゼンチン人が抱擁しながら静かに踊り悲しみを受け入れていくシーン。


それから年月を経て、アルゼンチンタンゴを勉強し、ブエノスアイレスに1年間の予定でタンゴを勉強するため留学します。

そしてわたしは「ブエノスアイレスにしかないタンゴ」にひとめで恋をします。

留学が1年経った時、タンゴやミロンガの文化、ブエノスアイレスの街や歴史、考え方を自分の言葉で誰かに伝える自信がなくて、日本に帰るという選択ができず、留学を2年延長。

でも3年経過しても輪郭が見えてきた程度で、タンゴやブエノスアイレスの文化について人に説明するだとか、形にして伝えるには全く自信が持てませんでした。

今、ブエノスアイレスに住んで6年目を迎えていても明確ではありません。少しづつは、理解が深まっているのを感じますが、でもやっぱりぜんぜん自信が持てなくて。(笑)

知れば、知るほど自分の未熟さを思い知り、日々勉強。そして好奇心と探究心が刺激される毎日です。

わたしの恋するブエノスアイレス のタンゴとは、一体何なのか?

それはまるで、水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ霧かのように


ブエノスの日常や生活
ポルテーニョの話
ミロンゲーロスのおしゃべり
考え方や意見
歴史や今
誇りとプライド

そんな日々のひとつぶ一粒から、ブエノスアイレスとタンゴ、ミロンガ文化に興味のある方にリアルに感じていただけたら嬉しいです。

そしてもっと知りたくなったらぜひブエノスアイレスへお越しくださいね。「ブエノスアイレスにしかないタンゴ」を探しに。

<寄稿者の紹介>

今(2020年6月現在)世界で一番長い外出禁止令が出ているアルゼンチンである意味コロナウィルスのおかげで、このブエノスアイレスとタンゴの文化に関する情報を発信していく「Aroma de Buenos Aire」のサイトOPENを実現できました。
寄稿者は、いつもわたしにたくさんのヒントや学びをくださるタンゴ講師、愛好家であり、映画「ミロンゲーロス」のプロデューサーのRIKAさんと、若くしてその実力を認められ日本人女性バンドネオン奏者として、ブエノスアイレスでも注目を浴びるNatsukiさん。いつもだったら世界中で活躍しているので、忙しくてつかまらない二人。この企画の実現に、本当に感謝しています。

        


Aroma de Buenos Airesでは、一緒にタンゴやブエノスアイレスの文化に関する理解を深める日本の協力者の方を募集しています。
こんな企画をやってみたい、ブエノスアイレスからのサポートが欲しい、こういう企画を実現する仲間が欲しい、という方がいればぜひご連絡ください。


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